「これから、靴の時代がはじまる」これは、明治24年(1891年)、靴屋として再スタートをきった祖父本小衛の言葉です。まだ和装が主流であった時代に呉服店の長男として生まれ、その店を受け継いだ彼は、人々の服装が和装から洋装へと移り変わる時代の波にぶつかります。多くの呉服店が洋装店へと店替えするなか、彼は“靴”の必要性に目をつけました。それが、「松本靴店」のはじまりです。私は、彼の先見性に、尊敬の念を抱きます。彼の判断があってこそ、今がある。そんな彼の意志を引き継ぐために。
有限会社 ヨシヒロ マツモト
松本 和子
大阪市中央区北浜3丁目1-11 平井ビル1
06-6209-0737
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1891年
50,000,000円
婦人靴の企画・販売シューズデザイナーの育成・指導