普段なら祝日は静かな tartaruga 界隈も
光を求めて歩く人々で賑わっております。
中央公会堂
水辺にはお洒落なレストラン
この時期は一層の賑わいがあるようです。
大阪市役所の南側にも
一年で一番光で溢れるこの時期
皆様にお幸せな時間が訪れますように。
Merry Christmas !
今年も最後の月を迎えました。
頂いた沢山のオーダーに向かい合う日々です。
大小も革の薄さも様々な物を、木型に張り付けてゆきます。
貼る場所や貼り方も慎重に。
木型のサイズ通りにピタッと合う方は少ないです。
ほとんどの方が左右サイズにズレがあります。
むくみやすい方は少しサイズ感を大きめにとか、
よく歩かれる方は、代謝もよい方が多いので少しタイト感の方が良い・・とか。
個人的な情報を色々盛り込んで
調整をしてゆきます。
手間のかかる作業ですが
お客様と対峙しているからこそ出来る大事な作業です。
革をつりこんで仕上げてゆきます。
少しでも履きやすい状態にもっていけますように。
年内は28日まで営業致します。
日曜定休、23日祝日は営業致しております。
只今製作日数は60日となっております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
足のトラブルで多いのが外反母趾です。
当然足に合う靴を見つけるのは大変難しいでしょう。
上のフットプリントで見てわかるように、このお客様はかなり外反母趾が進んだ状態です。
なぜ、幅細甲低のtartarugaに?と思われる方もおられるかもしれませんが、
実は外反母趾になってしまわれる方は、元々細い足の方が多いのです。
ではどのような靴を選べば少しは快適になるでしょうか?
ここでも注意することは大きすぎる靴を選ばないことです。
骨の出てしまった所に合わせて靴選びをしてしまうと、
甲が余りカカトが脱げてしまい足が前へ・・となってしまいます。
足が靴の中で泳ぐ状態になってしまいます。
tartarugaでおすすめするのは、基本的に写真の様な紐靴。
甲でしっかりホールドします。
しかしこのままでは幅はきついので、
骨の出ている部分は採寸値に基づいて調整して作ります。
そして指を使って歩けるようにお伝えします。
この方も痛いから今まで随分大きい靴を選んで、
中敷きやサポーターで工夫を重ねてこられていましたが、
松本がお伝えした歩き方にすることで浮指が改善されたこともあり、
意識を変えることの重要性を発見された様です。
そしてこのたび選ばれたのは、下の写真の今秋冬の新作です。
革選びをされている様子がキラキラしていて、
「ご期待に添えるようにお作りしなくては」と心から思った瞬間でした。
*tartaruga の木型は松本が作成したオリジナルです。
B~4A の細い足の方を対象としており、必要時には実寸をもとに微調整をしてお作り致します。
サイズによってはご希望に添えない場合もございます。
また、お足の状態により専門医の受診をお勧めすることもありますのでご了承くださいませ。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。